私たちは何で治るのか?

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HC(ホリコミ)アドバンスでは今回、久しぶりに講義もありました。

この講義では、私たちは何で治るのか?ということを学びます。心理療法が主体の話ではありますが、でも、私たちの行動や身体の症状は心の動きと深く関係しているわけですから、非常に参考になります。例えば自律神経なんかも心の働きと非常に深い関係があるわけですから。

講義の内容はこちらの本がベースになっています。

『心理療法・その基礎なるもの―混迷から抜け出すための有効要因』

今回はこちらの内容をベースに別のデータを合わせての内容でした。

詳しいことは興味がある方は読んでみてください。
専門的ですが、かなり面白いです。

セラピスト側もですが、クライアントさん側も〇〇のおかげで治った!と思いがちです。当然セラピストなんかはこれが効くんだよ!と習いますしね。

ただ、実際は違います。

クライエント要因(生活要因)と言われる本人がもともと持っているリソース。
治療外要因とも言われ、セラピーやセラピストとには直接関係のない要因です。
これが86%も関わっているというデータもあるのです。

治療的要因は14%!

たったこれだけです(笑)

もちろん14%だから療法が必要ないというわけではありません。セラピストとクライアントさんの信頼関係や、希望や期待感、こうしたことの積み重ねの中でクライエント要因が引き出されるからです。

これはヨーガセラピーでも納得がいきます。

身体であれ、心であれ不調を抱える方を見ていると大きく2つのパターンに分かれます。

一つはヨーガをしていれば治ると思っている方。
もう一つが、ヨーガをしながら、ヨーガで気づいた自分のアレコレを日常で見直している方です。

時間的にも、質的にもどちらの方が治癒の道を上手に歩まれるかと言えば、圧倒的に後者の方です。

それは当たり前と言えば当たり前です。

私たちの健康は、日常の様々な事がら(気づいていること、気づいていないこと)が相互に影響しあっているからです。

それらの事柄の調和を取り戻すプロセスが健やかに過ごすという事です。プロセスの結果そうなるのではなく、プロセスそのものが重要という事です。そしてそのプロセスこそが、一人ひとりの日常の全てです。

私たちセラピストは方法はどうであれ、そのプロセスの補助であり、邪魔をしてしまっては元も子もありません。

一方で、クライアントさん側も、主体は自分ということを忘れてしまうと、やはりそのプロセスを滞らせてしまいかねません。

どこか遠くではなく、雲をつかむようなものでもなく、
灯台下暗し。

もう、既に私たちは調和のためのアレコレを手にしている…ということです。

 

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