anicca(アニッチャ)についてはこちら

冷えたら温めればいい。

LATEST POSTS

なにか不調があったり、
できない事だったり、
そんなことがあると、

調子を良くしたいと思うし、
できない事はできるようになりたいって思うんだけど、

知らない間に
調子を良くする⇒不調を取り除く、
できるようになる⇒できないをなくしたい
に変わっていたりします。

これ、大きな違いです。

取り除こう、取り除こう
とすればするほど、不調がクローズアップされ、

できないのを無くそう、無くそう
とすればするほど、できないがクローズアップされるという…。

あのぉ、どうなりたかったんですか?

という話です。

この状況、繋がりや関係性という視点からみると、相当、つながりが切れている状態です。(正確には自分でつながりを切っている)

問題「だけ」がクローズアップされればされるほど、ゴールは完璧に問題がなくなること「だけ」にしぼめられてきます。

でも、そもそも、その完璧な状態ってなんなんだ?という話です。もしかしたら、ありもしないものも必死に追い求めている…かもしれません。

先日、こんなことがありました。

ずっと、足が冷えていることを気にしていたAさん。最初の頃はヨーガをやる時も靴下は脱がなかったし(私もそれは求めないし)、夏でも冬でもいつでも靴下をはいていました。

ヨーガセラピーではいつも、今の身体の感覚は?ということを聞きますが、いつも「足が冷たい~」というばかり。

でもヨーガセラピーの「身体感覚を観る」という練習を繰り返す中でちょとずつ変わってきました。

そして、この前のヨーガのクラスの時、何気に裸足でした。あら?って思ったけど、気にせず続行(笑)

そして、終わった後に、Aさんが、

「この場所エアコンが当るから、足が冷えちゃって~。」

と言いながら、足全体をさすり始めました。

「足、大丈夫?」

と聞いたら、

「こうやってさすれば温かくなるから大丈夫~」と言いながら、ヨーガのクラスの時にやっている、<the足の裏さすり>をしていました。

こうすれば足の冷えが取れるという体験を繰り返すうちに、自然とあんまり足の冷えが気にならなくなったそうです。というか、そもそも24時間ずっと冷えていたわけじゃなかったことに気づいたと。もちろん、冷えてる時もあるけど、それに気づいたら、こうして足をさすってるからと。そうするとすぐにポカポカになってくるしって。

あぁオバチャン泣いちゃうよ~。

足の冷えを取り除こうとしていた時、口から出てくるのは「足の冷え」のことばかり。でも、今は身体の色んな感覚にも気づけたり、裸足の気持ちよさも味わえるように。同時に靴下の気持ちよさも。

冷えを完璧に取り除くということには到達してないけど、冷えていない時もあることに気づき、冷えた時は温めればいい、ということを知った彼女。

冷えるという問題は変わらずあるけど、
もう、彼女の中では「冷える」は問題ではなくなってきているようです。

そうなったことで、ほんの少しだけど、自ずと日常の行動が変わってきています。裸足で過ごす時間も少しずつ増え、足の指をちゃんと使うようになったことで、足も冷えだけではなく、身体の安定感など様々な次の変化が生まれ始めています。

でも色々な変化よりも、彼女が足の冷えから自由になった、そんな感じが私は嬉しいのです。

ゴールは一つじゃありません。
そして、方法もたくさん用意されいるのです。

あなたはどれを選んで、何をしますか?

 

 

 

コメント