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心の健康管理~筋肉の緊張と弛緩~

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先日は呼吸について書きましたが、今回は身体編です。

心の健康管理~呼吸編~

ストレスの対策の一つに“リラックス”が挙げられます。

先日、テレビでステイホームでも健康を保つためにということで、リラックスが取り上げられていましたが、そこで聞こえてきたのが「余計に力が入ったような…」「緩んでいるのか分からない」という言葉でした。

番組ではその部分は笑いでなんとなく過ぎていきましたが、実はここが一番ポイントです。

私たちは “リラックスしてる状態が分からない” のです。

現代に生きる私たちは、とても忙しい。情報も溢れ、一日にたくさんの事を処理することを求められます。人間関係や家族、仕事…様々な日常の中で無意識レベルで心はざわつきます。その心のざわつきを安定させるために身体は無意識レベルで筋肉を緊張させることで安定させようとします。

無意識…私たちは知らず知らずのうちに “慢性的な緊張状態” にあるのです。

もし、お家で犬や猫を飼っているのであれば、ちょっと観察してみてください。うちのワンコもそうですが、何か反応する(緊張)と、必ずブルブルっと身体をふるって力を抜いています。

この緊張は不快な事柄だけではありません。嬉しくて興奮してもそれはまた緊張なのです。動物はこうして緊張状態を感じたら、リラックスしている状態に戻すのです。つまり、彼らはリラックスしている状態が常ということになります。

リラックス方法で音楽を聴く、本を読む、散歩をする、眠る、お友達と話す、…などがよく挙げられますが、それはもしかすると緊張させている…かもしれません。

では上手にリラックスをするために、私たちが最初に知っておきたいのは、

ゆるんだ時(リラックス時)における身体の状態です。

ゆるんでいる時の身体感覚が分かるようになると、日々の緊張状態に気づきやすくなります。そして、緊張に気づいたら自分でゆるめることが可能になります。

これらの事は現代医学ではバイオフィードバック法と呼ばれコンピュータを使っておこなわれていますが、ヨーガの伝統では4000年以上も前からこのバイオフィードバック法の智慧や技術が受け継がれているのです。

そこで使うのが身体、筋肉の緊張と弛緩です。

筋肉の緊張と弛緩を意識的に行ない、緩んでいる感覚を身につけていきます。生理学的な説明は煩雑になるのでここでは省略しますが、自由にリラックスした状態をつくることで、誰もが持ち合わせている自己治癒力の力を引き出し、回復を促すのです。そして、そうした時間は心や感情、身体など「生きる力」を消耗することなく、力を発揮できるようになります。

ではどうやるのか。

以下は朝にされるのをお薦めします。

① 脚を軽く開いて立ちます
② お臍の辺りに手を当て、3呼吸ほど呼吸を感じます
息を鼻で吸いながら両手を横から上に上げていきます。
無音で「あ~」と言いながら両手を体の横に戻します。
⑤ 3~4を4回繰り返します。
脚をもう少し開いて自然呼吸で5呼吸しながら、呼吸の感じ、指先や腕、背中、血流や鼓動、体温の変化など身体の起きている感覚に意識をむけます。

大事な箇所は赤字にしています。特に大事なのは赤字の太字(笑)

腕の上げ下げの時に腕の重さや、空気の抵抗、服と皮膚との接触、足の裏の感じなどにも意識を向けていきます。でも一番大切なのがです。ここを多くの方が無視されていきますが、この5呼吸の時間が宝の時間です。誰かにマッサージをしてもらった外からの緩みではなく、内側からの緩みです。この内側からの緩む感覚を再学習していくのです。

最初の目標は

自分で余分な力が抜けるように、緩む感覚を覚えること。

最終的には

リラックスしているのがいつもの状態。リラックスしながら行動できるようになること。

です。

5分にもみたないことですが、毎日続けることが大切です。
回復力を促しながら上手にステイホームしていきたいものですね♪

 

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