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タイルの目地

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ヨーガをする時でも、カウンセリングをする時でも、日常の生活の中でも、大切にしているのが「関係性やつながり」です。

例えばヨーガで、感覚を確認することを何度も言っています。それは自分自身の身体にどんな感覚が生じているのかに気づくということと、もう一つ大切な意味があるからです。

例えば、胃がキュッとなるという感覚があります。人前で話をしなくてはいけない、自分が進めているプランが思うように進んでいない、嫌いなあの人と話をしなくてはいけない…等々、あんまりいい感じの時の感覚ではなさそうです。

でもお腹が空いているとき…あれ、同じような感覚が身体に生じているかも?

あれれれれ?

私たちは様々な関係性や文脈の中で意味づけや、概念、思い込みを作っています。つまり要素(ここでいえば胃がキュッとなる)に意味があるのではなくて、その要素と他の要素(状況、環境等)の関係性の中に色々なことが含まれているという事です。

ところが、多くの方はこの「胃がキュッとする」という要素だけに目が奪われてしまいます。そうすると、多くの事を見逃してしまうだけでなく、身動きが取れなくなってしまうのです。

ある本にこんな文章がありました。

**以下引用**

社会の中の、あるいは日本の中の一人の個人として社会を構成する単位だとすると、それは1枚のタイルみたいなものだと思うんです。でも、そのタイルはタイルそのものに意味があるのではなく、タイルとタイルが接している目地の所に、実は存在の根拠があります。

**ここまで**

これは体や心のことも同じなんです。

私はヨーガという形で皆さんと関わっていますので、まずは一番分かりやすい身体の感覚を手掛かりにしていますが、その手掛かりを通してこうした関係性やつながりに視座が置けるようになっていただくことが大きな柱の一つです。

さて、あなたのタイルの目地はどんな感じですか?

 

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