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ヨーガセラピーの後に予想外にイライラが出てきたんですが…という質問。

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ヨーガセラピーの動きは本当にシンプルで簡単です。
自然な呼吸に合わせて、身体をゆっくり使うだけです。

にもかかわらず、身体がポカポカしたり、身体の軸が安定したり、心も落ち着いてきて、穏やかになってくる。続けていると、数値や薬の量などで変化を感じられる方もたくさんいらっしゃいます。

ヨーガセラピーをすると穏やかになるし良いかも!!…と感じたのに、夜になるともしくは翌日になるとイライラや悲しみ、不安が収まらなくて…と動揺される方は結構いらっしゃいます。

いつもこんなにイライラすることはないんですが…。
どうして?好転反応?なにか間違ってた?

安心してください。

これも自然な反応の一つですので、慌てなくても大丈夫です。そうした感情が湧きだすことは悪いことではなく、本当は自分の中にあったものが自然と溢れ出てきたということです。

私は普段はそんなにイライラしないと思っていても、もしかすると、実は、イライラの気持ちに気づいていなかっただけということもあり得ます。もしくは無意識にイライラに蓋をしてしまっていたり。

ヨーガセラピーでは身体だけでなく、心…特に無意識へのアプローチをしていますので、それまで意識で封じ込めていたご自身の感情や思いなどが溢れ出てしまうことがあります。

それは自分自身に正直になったという一つの現れともいえるかもしれません。

見て見ぬふりや、気づかないようにしてやり過ごせたことが、気になってしょうがなくなったり、許せなくなってしまったり。でもそれも、また自分なんです。

こういう時こそ、ヨーガの良い練習です(笑)

「ただ気づく」

自分の感情の波、それに伴う身体の変化に気づき続ける。
それは自分を見守り続けることです。

そうするとイライラなどの一見ネガティブに見える感情の別の側面が見えてくるかもしれません。もしくはその感情の裏に隠れている思いなど。

もしかすると怒りってそんなに悪いものじゃないかもしれません。

間違えてほしくないのは、ヨーガセラピーをしたからといって、日常に起こる出来事は変わらないということです。私たちは、一人で成り立ってるのでなく、様々な要素と関わり合ってる接点に存在しています。

なのでヨーガセラピーをしていても人間関係も、仕事も、社会も、家族、自然…などとの関わりは続くのです。

健康に気をつけるようになるけれど、それでも病にかかることはあるし、様々な問題やトラブルに巻き込まれる可能性もあります。

変わるのは、外の世界ではなく、自分の内なる世界。
平たく言えば「ものの見方」です。

以前、電車を待っていたら、割り込みをされたあげく、悪態をつかれたことがあります。
(割り込まれた私は座れて、その人は座れなかった)

多分、以前の怒り大魔王の私はその時点で大噴火してたと思います(笑)
でも、「ふ~ん」って感じで終わりました。終わった後に、いやいや私の反応おかしくない?と思って、もう一度一連の出来事を思い返してみましたが、やっぱり「ふ~ん」という感じ。

その時、あっ、私変わったんだな…と実感しました。

日常ではアレコレ色々な出来事が起ります。でも、その出来事をどのように受け止めるかは自分の心の在り方次第です。その在り方が、身体や呼吸を使って「ただ気づく」という練習で養われていくのです。

当然、反応が変わりますので、行動も変わります。その延長線上に健康もあるのです。これがヨーガや、ヨーガセラピーの大きな効果の一つだと思います。(ホリコミ的でもあります)

そのままを、そのままに。
結果ではなく、そのプロセスを大切に。

 

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