見方が変わると着地点が変わる。

ブログ
LATEST POSTS

「つながり・関係性」を軸に据えるという事は、仲間を増やすとかコミュニティを創るとかそういう事ではありません。そういう風に使われる場合もありますが、とりあえずここでは違います。

私たちは何の疑いもなく当たり前に、自分を軸に物事を捉えていますが、その視座をちょっと変えてみませんか?ということです。

これは正直めちゃくちゃ難しい話です。疑いもなく当たり前にしている見方と全く違う視座だからです。

例えばヨーガの時によく出てくる「グラウンディング」。

私たちが当たり前に思っている視座で行なうと足の5本指をギュッと広げて、足裏全体で地面を掴むように・・・。大地に力強く能動的に立つ感じです。

「つながり・関係性」でグラウンディングすると全く別の現象が起ります。

意識する場所は、足の裏から頭のてっぺんまで、そして重力。
意識を向ける箇所は身体の繋がりです。そして身体と地球との繋がり。
こちらから何か計らうのではなく、身体や重力に任せていきます。
そうすると、軸が取れてきて、重力との兼ね合いも良くなって、無理がない。
ベチャっと足裏が地面に吸い付いていきます。自然に。
ただ、慣れもありますが能動的に立つより、時間がかかるかもしれません。

これもグラウンディング。

同じ事を目的にしていても、視座が違うだけで全く違う所にたどり着きます。こうしたことの延長線上に心の事や健康、人間関係や仕事、環境問題…とうとうがあります。

私たちは直線的に物事を捉え分析します。おかげで合理的だし効率的。その恩恵もたくさん受けてきましたが、その一方で合理的でないのものを切り捨てています。快適さは手に入れましたが、調和を手放してきました。

でも実際は自分自身や自分を取り巻くものごとが、思っているよりもっと複雑に、ゆるやかに、そしてダイナミックに動いています。

「つながり・関係性」の視座の場合、なにもかもごちゃ混ぜ状態になるので、つかみどころがなくて、心もとなさを感じるかもしれません。明確な答えがないことにイラつくかもしれません。私たちがよく知っている合理性とは真逆な感じです。最初のうちは時間もかかります。

でも、それは多様性に富んだ世界です。

それぞれの独自性が尊重されながらも、それぞれが妨げ合うことはありません。この多様性こそが全体を調和してくれる、私たちのリソース(資源)です。調和を生みだすというのは、その中から持ち味を見つけ出し広げ育むことです。

ケアという場面に置き換えてみると、今は西洋医学はもとより、代替医療と言われるものであっても、痛みを取る事や、不安がなくなること、症状が無くなる事がゴールのように取り組まれている感があります。確かに自然の力を借りながら、本来持っている自己治癒力で…という点では西洋医学とは一線を画しますが、やはり視座という点からみると同じかもしれません。

痛みが無くなったら問題はなくなるのでしょうか?
不安が無くなれば幸せでしょうか?
そもそも不安はなくなるのでしょうか?
本当にゴールはそれだけでしょうか?

当たり前と思っていると見落としてしまっていること、死角に入って見えないことが沢山あります。そこにこれからのケアの展開のヒントが隠されています。

そんなことを皆で考え、体験し、シェアしていく会です。“講演会”と銘打っていますが、参加型講演会(笑)。残りわずかです。ご興味のある方はお早めにお申し込みください。

お申込はこちらから ⇒ 黒丸先生×野見山先生スペシャル講演会

コメント